Episode.9

親として思うこと
将来的にお子さんが柔道をやりたいと希望したら、どのような関わり方をされていくと思いますか?

まずは非常に厳しい世界なのはわかっているので、2、3回は本当にやりたいのか考えさせますね。笑 

それで、本当にやるってなったら実際厳しいと思います。やるからにはやっぱり頂点を目指してほしいですし、辛いことがあっても簡単に辞めてほしくない。

「厳しさ」には色々な捉え方があると思いますが、横山さんの考える「厳しさ」について、具体的に教えてください。

そうですね、本人が何かやりたいってなったときに、まずそこに責任が生まれると思うんです。

そして目標を持って取り組んでいくわけですが、本人だけじゃ真っ直ぐ正しいルートに進み続けることが難しいこともある。蛇行しながら進むなかで、その道が逸れたときに、正しい道へ戻すための厳しさっていうのが必要なのかなって私は思います。

自分の経験上、諦めないこと、継続することで得られるものがあると思っていまるので、自分で目標を決めたのなら、その目標を達成するためには簡単にやめちゃいけないって思う。

継続していくための厳しさは必要だと感じます。

もちろん強弱は必要で。難しいですが、強くいかなきゃいけないときと、弱くてもいいんじゃないかっていうときと、その使い分けは大事かなと思います。

本当に疲れてるのか、モチベーションが下がっているのかとか。
その見極めにはやはりコーチングのスキルが必要ですね。

厳しくしていくのもお互いの信頼関係があってこそかと思います。

はい。厳しくしていくには、やっぱり自分に軸がなきゃいけないと感じます。

そこがブレブレだと、なんかあのときはいいって言ったのにみたいな不信感にも繋がってしまうので、自分の中でブレない厳しさの軸は持つようにしています。

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